分数の作成
実数の世界(有理数(整数、小数点数)、無理数)において考えます。
小数点数を分数にする計算は、小学校で習います。しかし、無限に小数が続く数は、どのように表したらよいのでしょうか?もちろん分数にできない小数もあります。これを無理数といいます。では、どのような小数が分数に可能なのでしょうか?それは、ある一定の規則で、小数の同じ値が繰り返される数が可能です。例えば、0.333333…、0.123123…、0.1789789…などです。
では、
0.33333…を分数にしてみましょう。
まず、

と、おきます。そして、両辺を10倍します。
なっ、なんと、無限に続くであろう0.33333…の両辺に10を掛けました。でもこれは成り立ちます。ここがミソです。
整数と小数に分割します。
0.33333…をAに置き換えます。
Aを左辺に移行します。
左辺を計算します。
よって、

となります。
いかがでしたでしょうか?
では、以前に隣り合う点は存在しないといいましたが、実際に確かめて見ましょう(「
隣り合う点」を参照)。
1の直前の値は何でしょう?隣り合うであろうと思しき点を以下のように設定します。
無限に続けば、なんとなく1の隣のような気がしますからね。では、この数がいったい何者なのか考えていきましょう。計算の解説は上記を参考にしてください。
どうですか?なんと、整数の1になってしまいました。どこから、このような不思議な現象が生まれるのでしょうか。
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